患者さんが自分らしく
透析ライフをおくれるよう、
ひとり一人に寄り添う
看護で支えます
透析治療は1回4~5時間の透析を週3回、長期間続けていただく治療です。
透析だけでなく食事や服薬管理など、患者さんご自身の努力が不可欠です。そんな患者さんやご家族を支えるため、生寿会グループの透析治療では患者さんひとり一人に担当看護師がつきます。透析看護は透析に関する知識や技術だけでなく、患者さんの様々な合併症に対応できる看護が大切だと考えていますので、食事療法や介護のお悩みなど、お気軽にご相談ください。また、医師や臨床工学技士、栄養士、ケースワーカーなどが多職種で支えます。
少しでも患者さんが明るい気持ちになれるよう、私たちは笑顔を心掛けています。透析治療を続けながら自分らしく生活していけるよう、一緒にがんばりましょう。
フットケア
ひとり一人の状態に合わせたフットケアが大切ですが、ご高齢の方も多くご自身でのケアが困難な方もいらっしゃいます。生寿会グループではフットケアの研修を受けた看護師などが計画的に足病変の予防と早期発見に取り組んでいます。
定期的な検査(ABI(血圧脈波検査)、SPP(皮膚灌流圧測定)、レーザー血流計)観察、セルフケア指導、高濃度炭酸ガスタブレットを使用した足浴などを行い、透析医・皮膚科医・血管外科医とも連携した体制を整えています。
シャント管理
安心してシャント専門治療を受けられるよう、シャント血管外科医をはじめ様々なサポート体制があります。シャントエコー、シャント診察、定期的なPTA、また急なシャントトラブルにも対応可能です。
食事指導
透析療法を始めたら今までのように自由な食事はできない・・・と思っていませんか?
水分や塩分、カリウム、リンなどの摂りすぎに気をつけ、エネルギー源や栄養素をうまく補給するといった食事療法のポイントさえ守っていれば、食事を楽しむことができます。管理栄養士がひとり一人に合わせた調理の仕方などをお伝えします。
運動療法
腎臓リハビリに力を入れ、患者さんの最大酸素摂取量の増加、心機能改善、骨格筋量の増加、透析効率改善、ADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)の改善を目指しています。透析中の運動は、定期的な運動の機会となります。また血圧や透析状況をモニタリングできるので、安全で効果的な運動が可能です。
各種高齢者施設 ・在宅医療
生寿会グループでは電子カルテで患者さんの医療情報を共有し、いつでもスムーズな連携体制で患者さんやご家族が安心して透析治療を行える体制を整えています。
グループ内には老人保健施設や有料介護施設、往診などのサービスもあり、通院困難となっても在宅や施設通院などで透析治療を続けられます。
災害対策
日本透析医会災害情報ネットワークに加入し、愛知県下の透析施設と連携を取りながら大規模災害に備えた災害時訓練を定期的に行っています。
患者さんには「自己管理ノート」を携帯していただきます。災害時にかかりつけの透析施設へ通えなくても、他透析施設で治療しやすい体制を整えています。
※施設によってサービスが異なる場合があります。詳細は各施設へお尋ねください。
わたしたちと一緒に
働いてみませんか?
患者さんのケアには看護者の元気が不可欠です。医師、看護師、臨床工学技士、看護補助者など多職種が協力し合い、共に働く環境で患者さんの健康と福祉に貢献しませんか?
一緒にチームとして、患者さんの生活をサポートし、未来を明るくする仕事にご興味をお持ちの方を募集しています。
ある透析看護師の1日
- 8:15
- 出勤 担当チームの情報収集
- 8:45
- 透析開始
- 10:00
- 1時間毎のバイタルチェック、各種処置・指導、家族との連携相談など
- 11:00
- 順番に休憩 昼食
- 13:00
- 透析の終了(忙しさのピークです)
- 14:00
- ベッドメイキング、器械の消毒
- 15:00
- カルテや透析支援システムへの記録
- 15:30
- カンファレンス、申し送り
- 16:30
- 委員会活動、各係業務
- 17:00
- 退勤
ほぼ定時で帰宅、完全週休2日制(祝日勤務分は振替で取得できます)
小さなお子さんがいる方も安心して働ける環境です(育児休暇後復帰率高)
子育て中看護師も多数在籍
看護協会ラダーに準じたキャリアラダーでステップアップ
未経験でもプリセプターがマンツーマン指導で安心
認定看護師、CKDLN(慢性腎臓病療養指導看護師)など資格取得補助あり
医師・職員募集
RECRUIT
生寿会は一緒に働く仲間を
募集しています。
医療機器で命を守る
エンジニア
「臨床工学技士(CE)」
臨床工学技士とは、医師の指示の下に生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う医療技術者です。
医師・看護師など多職種とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当しています。医療機器を安心して使用できるように保守・点検を行っており、安全性確保と有効性維持に貢献しています。
様々な場面で医療機器を通じ患者さんの治療を支えています。
血液浄化
血液透析(HD)、血液透析濾過(on-line HDF)、間歇補充型血液透析濾過(I-HDF)、顆粒球吸着療法(G-CAP)、血球成分吸着療法(イムノピュア)、LDL吸着、腹水濾過濃縮再静注法(CART)、リクセルなどの血液浄化業務を行っています。
モニタリング
日々刻々と変化する体の状態を、SPP(皮膚灌流圧)測定、MLT(身体組成分析)、シャントエコーなど様々な方法でモニタリングします。治療条件を医師と共有し、ひとり一人に合わせた治療方法で患者さんの体に無理のない透析治療を検討します。
水質管理
生寿会グループで使用する透析液はエンドトキシン・生菌検査を定期的に行い、日本透析医学会が定める厳しい水質基準をクリアしています。水質管理の技術向上によって、全自動化透析装置、I-HDF、on-line HDFの導入がされ、患者さんの合併症予防や生活の質(QOL)の向上を目指しています。様々な最新機器を通して合併症の軽減に取り組み、最善の透析医療を提供していきます。
保守管理
定期的に必要な医療機器(全自動化透析装置、輸液ポンプ、シリンジポンプ、除細動器など)の保守点検はスタッフが行っています。安全な治療の提供と万が一のトラブル時にも適切な対処が可能です。また、定期的に勉強会を行い、安全性の向上に努めています。
臨床業務
穿刺・抜針・治療中の患者さんの状態確認などを、看護師と共同で業務を行います。
電子カルテ・透析支援システムを
積極的に使用
透析支援システムによる全自動透析は、電子カルテとシームレスに連携し、透析業務全般を最適化しています。日々刻々と変化していく患者さんの状態はモニタリングされ、効率を求めるだけの治療ではなく、快適な透析治療を実践しています。
わたしたちと一緒に
働いてみませんか?
医療機器の安全管理に努め、患者さんの治療をサポートします
臨床工学技士の専門性を活かし、多職種と協力しながら患者さんの健康と福祉を向上させる仕事にご興味をお持ちの方を募集しています。私たちのチームは高水準のケアを提供するために連携し、患者さんの生活を向上させるため日々邁進しています。専門知識とスキルを活かして一緒に患者さんの未来を明るくしませんか?
生寿会グループの
臨床工学技士
男女構成比率 男性7:女性3(子育て中の女性も活躍中です!)
アドバンテージライセンス
透析技術認定士、医療情報技師、第1種ME技術、アフェレーシス認定士など
完全週休2日制(祝日勤務
分は振替で取得できます)
※施設によってサービスが異なる場合があります。詳細は各施設へお尋ねください。