リハビリテーションセンター
当院では脳血管障害や骨折等の急性期治療後の患者を受け入れ、チームアプローチによる回復期リハビリテーションを提供し、運動機能や日常生活活動の回復に取り組んでいます。また、退院後は外来・訪問・通所リハビリテーションにて切れ目のない維持期(生活期)リハビリテーションを提供し、生活機能の維持・向上に取り組んでいます。
センターの内容・目的
当センターでは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、各職種の役割に応じて以下のような目的で治療、訓練を行っています。
- 理学療法:基本的動作能力の改善
- 具体的な動作としては…
- ・起居動作:寝返り、起き上がり、座位、立ち上がり、着座、立位 等
- ・移乗動作:乗り移り(車椅子⇔ベッド)
- ・移動動作:歩行、車椅子操作、いざり動作、階段・段差昇降 等
- 作業療法:応用的動作能力の改善
- 具体的な動作としては…
- ・身の回り動作:更衣、整容、食事、排泄、入浴 等
- ・移乗動作:乗り移り(車椅子⇔ベッド)
- ・生活関連動作:家事(調理、掃除、洗濯 等)
- 言語聴覚療法:摂食・嚥下(飲み込み)、コミュニケーション能力の改善
- 具体的なコミュニケーション能力とは…
- ・話すこと、聴くこと、読むこと、書くこと 等
部署紹介
当センターのリハビリテーションスタッフは、理学療法士24名・作業療法士18名・言語聴覚士6名の計48名(2015年6月現在)が在籍しており、回復期リハ病棟専従部門・医療保険専従部門・介護保険兼務部門(通所リハビリ・訪問リハビリ)に分かれて、それぞれの職務に当たっています。
現在当センターではリハビリテーション科と各職種での目標を掲げ、全スタッフが意識・目的を共有し、目標達成に向けて邁進しております。
【リハビリテーション科の目標(一部抜粋)】
- ●組織
- ひとり一人の強みを生かし、多様性を許容できる組織づくりに努める。
- ●自己研鑽
- ひとり一人が自発的に教育に係り、様々な分野に適用できる知識と技能の向上を図る。
- ●チームアプローチ
- ひとり一人が積極的・発展的にコミュニケートし合えるチームづくりに努める。
- ひとり一人がリハビリテーション・チームのファシリテーターとして機能する。
患者さんへのメッセージ
『患者さんの状態をしっかり評価し、回復を支援いたしますのでいっしょに頑張りましょう』
作業療法室
理学療法室
言語聴覚療法室