ひとり一人の「生活の質」向上をめざし、総合的な透析医療サービスを提供します。
院長あいさつ
平成24年3月に開院し、現在は80名近い患者様が血液透析を受けておられます。先進の技術で透析液の無菌化・清浄化を行っています。腎不全患者様の状態に合わせて、オンラインHDF(前大量置換)やアフェレーシス療法も行っています。風を感じず、湿度をコントロールする上質空調を採用し、快適に治療を受けて頂ける血液浄化環境もご用意しています。 院長 宮 﨑 高 志
[院長略歴] 昭和60年名古屋大学医学部卒、東京逓信病院内科系研修医、社会保険中京病院透析専攻医、明陽会成田記念病院腎臓・糖尿病科、名古屋大学医学部附属病院(博士号取得)を経て、平成10年医療法人生寿会かわな病院に入職、その後、医療法人生寿会日進ブロック長(日進クリニック院長、日進老人保健施設長補佐)、平成24年アズーリの丘ごきそ担当理事、ごきそ腎クリニック院長就任
当院の血液透析療法について
透析治療を必要とされる方々が、安心して充実した毎日を送っていただく為のサポートをします。透析室内は温度・湿度自動コントロールシステム、LED蛍光灯の採用により、いつでも快適で心地よい環境を実現しました。
- 診療科目
- 人工透析内科
- 診療時間
-
9:00~15:00
休診日:日曜
- 透析ベッド
- 50床
- 臨時透析受入れについて
- 当院では、随時臨時透析を受付中です。お気軽に下記電話番号へご連絡ください。
見学、ご相談等お気軽にお問い合わせください。
ごきそ腎クリニック連絡先・FAX番号
TEL(052)872-1900 FAX(052)872-1907
数々の先進技術を採用
- 風を感じにくい空調設備
- 放射整流ユニットを採用した「風が直接あたらない」空調や、透析室内温度・湿度自動コントロールシステムを導入し透析中の不快要素を取り除きました。
- 木村工機株式会社
- LED照明
- 室内照明にはLED蛍光灯を採用し、フロア全体をやわらかい光を包み込みました。
- 透析液の清浄化による
「体に優しい透析」 - 先進の透析液清浄化技術の導入により、からだへの負担を軽減し、合併症の予防への取り組みを続けています。
- ニプロ株式会社
安全で快適な透析医療
- 待ち時間の短縮
- 電子カルテ連動自動コンソールなどの先進技術を駆使して、患者様の透析開始時間を従来より大幅に短縮します。
- 送迎サービス
- 通院が困難な患者様には送迎サービスも行っておりますので、ご本人はもちろん、ご家族の方にもご安心いただけます。
- 法人内連携
- 医療法人生寿会内の各協力医療機関と電子カルテで患者様の資料情報を共有し、いつでもスムーズな連携・対応が可能です。
当院のCAP療法について
CAP療法
血球成分除去療法(G-CAP、L-CAP)を行っています。
血球成分除去療法は炎症性腸疾患の治療法のひとつです。
炎症性腸疾患(IBD, Inflammatory Bowel Disease)とは、腸の粘膜に炎症や潰瘍を生じる原因不明の慢性疾患です。おもに、潰瘍性大腸炎とクローン病の2つの病気を指しています。
血球成分除去療法は血液中の白血球などを吸着除去したり、機能変化をもたらす治療法で、カラム内の構造の違いにより、フィルターによる方法(L-CAP: エルキャップ)、ビーズによる方法(G-CAP: ジーキャップ)のふたつがあります。当院では両方を行っています。どちらも、週1回、1時間を1セットとし、10セットを1クール(約2ヶ月間)行います。その後の経過で、期間をおいてさらに1クール行う場合もあります。ステロイド、免疫抑制剤、生物学的製剤を減らしたり、それらを使用したくない場合に行います。
当院は血液透析のクリニックなので、スタッフが血液回路の組み立てや血管の穿刺に習熟しています。穿刺部位は、テープやクリームなどの局所麻酔を行った後に穿刺を行い痛みを軽減しています。その他、DFPPなどの血漿交換も行っています。
【保険適応】
G-CAP:潰瘍性大腸炎、クローン病
L-CAP:潰瘍性大腸炎
L-CAPカラム
G-CAPカラム
実際の治療風景 *治療は個室にて行っております。
血球成分除去療法をご希望の方は、下記の病診連携のご案内をご覧ください。